セレックCEREC(CAD/CAM)

セレックCEREC(CAD/CAM)

セレックシステムとは

当院では2019年9月に国内で発売された新型セレックを導入しました
セレック最新モデル、「セレック プライムスキャン」(3D デジタルソリューション デジタルカメラによる精密印象)
CEREC CAD/CAM solutions
現在歯科において多くの治療場面でデジタルソリューション化が進んでいます。セレックもその一つで、デジタルで撮影した型取りを機械が削り出してくれるというシステム(CAD/CAM)です。
当院では、 2005年に初めてセレック3を導入、その後 2012年に「セレック ブルーカム」 を追加導入、 さらに今回進化した「セレック プライムスキャン」 を追加導入しました。 「セレック プライムスキャン」は、AIテクノロジーを搭載した先進モデルのセレックシステムになります。

セレック プライムスキャン、セレック ブルーカム の口腔内スキャナーとともに、セラミックを削り出してくれるミリングマシンにより、治療時間を短縮し、スピーディーに精密なデジタル歯科を提供いたします。

セレック治療の特徴

【1】治療が迅速!

通院1日・最短45分での治療も可能です。(通常当院では翌日装着)
従来の型取りをする際の不快感を味わうことなく、3Dカメラで歯をスキャンし、その場で設計、ミリングマシンにて加工します。 セレックシステム プライムスキャンでは、医院内でスピーディーに修復物の作製ができるため、大幅に時間短縮を実現します。
また、ロングスパンのブリッジやインプラントの上部構造などはその3D画像データを、内部にあるのソフトウエア「シロナコネクト」ですぐに連携している専門技工所へ送り、特殊なミリングで削り出し焼成、ほぼすべての補綴物を作製可能です。いずれ総義歯も作製できるようになるようです。

【2】身体にやさしいセラミック

金属アレルギーの心配がない、生体親和性の高いセラミックは、変色の心配もなく、見た目が自然できれいです。

【3】修復物が長持ち!

セレックで使用するセラミックは高い耐久性があり、長持ちします。

セレック治療の流れ

【 Step1 】 スキャン

治療する歯を削った後、3Dカメラで治療部位のデータを取り込みます。
数秒の撮影でモニター上にお口の中の状態がカラー画像で再現されます。

【 Step 2 】 設計

3Dカメラで撮影したデータを元に、画面上で修復物の設計をします。

【 Step3 】 作製

コンピュータ上で作製したデータを元に、 3Dプリンタで材料のブロックを削り出します。

【 Step4 】 確認・調整→装着

お口の中で咬みあわせを確認します。削り出したセラミックの修復物を治療部位に接着して治療終了です。治療開始からセットまでにかかる時間は、約45分です。

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