ドイツの世界的歯科機器メーカー、シロナ社製の「オーソフォスSL3D」という歯科用CT機器を導入しています。これによりインプラントの埋入手術の際に必要とされる顎の骨の状態、神経・血管などの走行の診断、歯周病による骨欠損の状態、根の治療、親知らずの抜歯などで3次元での診断が可能となり、より安全で正確な治療のご提案が可能です。 また、当医院のCDACAMシステム「プライムスキャン」と連携してインプラント埋入時のサージカルガイドを院内で制作し、より正確なガイデッドサージェリー※にも対応できるようになりました。 インプラントの手術シュミレーションについても非常に優れているため、術前の診査診断はもちろん、安心かつ安全にインプラント手術を計画通りに行うことができます。
ガイデッドサージェリーとは、患者様のCTデータをプライムスキャンで読み取り、インプラントを埋入する位置を決定し、その治療計画通りに正確にインプラント手術を施術するため、サポートの役目を担う「サージカルガイド」(手術用補助器具)を作成して行う手術の事です。
CT撮影時の被曝線量は最低クラス(医科用頭部CTの約30分の1)に抑えられているため、安心してご利用になれます。従来のフィルムのX線パントモ写真とほぼ同じ線量でCTの撮影が可能です。